何か運動を始めたい!と思ったときにヨガ・ピラティスどちらにしようか迷ったことはありませんか?・・・私は迷いました笑。そして、両方やりました笑
そして、両方やってみて分かったのは、「動きは似てるところもあるけど、狙いも進め方も全然違う」ということ。実際は、巷でよく見かける「ヨガ・ピラティス 違い」の内容は、半分あってるけど半分違うのでは?なんて思いました。
そこでこの記事では、私が体験したヨガとピラティスの違いや共通点を比較し、こんな人はヨガ向き!ピラティス向き!と感じたことをご紹介します。
※あくまでも個人がヨガ・ピラティスクラスを受けた実体験に基づく分析です。巷のご意見や専門的なご意見とは違う箇所もありますのでご了承ください。
ヨガ・ピラティスの違い7選
ではさっそく、ヨガ・ピラティスの違いをご紹介しますね。
クラスの多様さ
ヨガとピラティスを比べると、圧倒的にヨガの方が種類が多いと思います。これは「流派」という意味でもあり、「クラスの多様さ」という意味でもあります。
よく見かけるヨガのクラス名・ちょっとまとめてみますと・・・
ヨガ | ピラティス |
・フローヨガ |
・体幹コントロールピラティス |
ザーッとみて頂くと分かるように
- ヨガの種類多い・・・がっつり動く系からリラックス系まで幅広い。
- ピラティスは体幹・代謝・姿勢改善などがキーワードのクラスが中心。
です。(次の章で詳細を説明します)
これは、ヨガとピラティスの歴史の所に大きく関係しています。
- ヨガは約4500年の歴史をかけ多くの指導者が関わり、世界に広まりながら体系化。
- ピラティスは約140年の間に、ピラティス氏がお一人でほとんど体系化して広めた。
ピラティスの流派が(基本的には)ほぼ一つなのに対して、ヨガの流派はざっとあげるだけでも結構あるんですよ~。
- ハタヨガ
- 陰ヨガ
- アシュタンガヨガ
- ヴィンヤサヨガ
- シヴァナンダヨガ
など・・・
最近では、NY発祥で、伝統的なハタヨガを「個人・個性」に合わせて修正しながら行う「イシュタヨガ」なんて面白そうなヨガもあります。
スタジオやオンラインのクラスは、これらの流派をベースにしながらテーマを設けてクラス名をつけるので、種類が多くなります。
慣れてくると、だいたいクラス名を見るとどんなポーズが多いのかな?というのが分かるようになります。
- 寝る前のリラックスヨガ(※寝るポーズ多め)
- 骨盤調整ヨガ(骨盤・股関節周りのポーズ多め)
- 顔ヨガ(首や頭皮の周りを刺激するポーズやセルフリンパマッサージ中心)
アプローチ箇所
前の章で
- ヨガの種類多い・・・がっつり動く系からリラックス系まで幅広い。
- ピラティスは体幹・代謝・姿勢改善などがキーワードのクラスが中心。
と言いましたが、その理由をもう少し詳しくご紹介します。※教科書的な、ヨガ・ピラティスの違いではなく、あくまでも体験談ベースでの解説です。
ヨガとピラティスでは、アプローチするところがやはり全然違いました。
・ヨガでアプローチするのは、「心」と「体」の両方
・ピラティスでアプローチするのは、おもに「体」
両方のクラスを受けるとよくわかるのですが、ヨガはどの種類のどのクラスを受けても、ほぼ「心」にアプローチするようなコール(※呼びかけ・インストラクション)があります。
「吐く息で、不安や悲しみを全部吐き出していきましょう」
「呼吸をするごとに、心の重みが軽くなっていきます」
ヨガの始まりと終わりで各先生が言われる「心」に働きかけるコールも心に働きかけるものがほとんどです。
「今日、こうやって皆さんとヨガをできたことに感謝をします」
「気持ちよく呼吸をしていき、自分の内側の静かなところに注目していきます」
「一日頑張ってくれた体と心に感謝をします」
また、ヨガには代表的な呼吸の種類が5種類ほどあり(もっとあるかも?)、目的によって呼吸を変えていきます。
例えば、副交感神経を優位にしてリラックスしたいときは「ナーディーショーダナ(片鼻呼吸)」という片方の鼻から息を吸って~吐いてを繰り返す呼吸を取り入れます。
反対に、交感神経を優位にして活動力や集中力をアップさせたいときは「ウジャイープラーナヤーマ(勝利の呼吸)」という胸式呼吸を行います。
ヨガは「呼吸」は自分の心身に注目するツールという気がします。呼吸に合わせて身体を動かしていると、自然と気持ちが自分の内側(心)に向いてくるという感じですね。
ピラティスでよく聞いた呼吸はこんな感じ。
「吸う息で、右の体側にたくさん空気を入れてストレッチ」
「吐く息で、おへそを背中にもう一つ近づけます」
ピラティスはあくまでも「体」を鍛えていくために「呼吸」は不可欠というような感じ。筋トレと同じで、「吐く息」で筋肉を養い「吸う息」で筋肉を緩める、を徹底します。
とはいえ、ヨガもピラティスも、クラスが終わった後は「あースッキリした~!」という爽快感はあるので、心への作用は人によっては同じかもしれません笑
使う道具
アプローチする箇所が違うので、ヨガとピラティスでは使う道具にも違いがありました。
※教科書的な、ヨガ・ピラティスの違いではなく、あくまでも体験談ベースです
ヨガでよく使う用具
- ヨガマット(3㎜~5㎜の薄め)
- ボルスター(硬い部位を使うポーズの際に、補助で使う)
- クッション・ブランケット(寝るポーズの際や、膝のサポートに使う)
ヨガマットは、ピラティスマットよりも薄いものが多いです。膝が痛い方や関節を痛めている方は、ご自身で買うときは「ピラティスマット」「エクササイズマット」などで検索して、厚さが6㎜以上のものを買うと良いと思います。
ピラティスは大前提として大きく二つのトレーニング方法があります。
- リフォーマトレーニング
- マットトレーニング
リフォーマとは、ピラティス専用のトレーニングマシン。台にバネがついていて、ほどよく負荷をかけながら効果的に部分トレーニングができるものです。

家庭用リフォーマも売っていたりします(高いけど・・・)
リフォーマは一人では使えず、基本的にはトレーナーさんが隣で指導しながら使います。個人レッスンや2~3人の少人数レッスンのクラスがほとんどですね。
一方のマットトレーニングは、かなり多種多様な器具を使って行いました。
ピラティスで使う用具
- ピラティスマット(6㎜以上で厚め)
- ストレッチポール
- テニスボール・ビニールボール
- トレーニングチューブ(ゴム)
- バランスディスク
パッと思いつくだけでもこのくらいありますね・・・笑。とにかく、「狙った部位」を確実に強くしていくために、様々な用具を使う!という感じでした。
私はヨガ・ピラティスに移行する前は、筋トレを2年くらいトレーナーさんをつけてがっつりやっていましたが、その時に教わった「マシンを使わない筋トレ」で登場した用具と共通するものばかりでした。
ダイエット・リラックス効果
やはり気になるのがダイエットや引き締め効果なのではないでしょうか?
あくまでも!!個人的な結果ではありますが
- ダイエット・引き締め→ピラティスの方が確実に効果あり
- リラックス→ヨガの方が効果あり
でした。
「アプローチ箇所」の章でもご紹介しましたが、ヨガでアプローチするのは、「心」と「体」の両方ということもあり、全体的に消費カロリーが低いように感じました。(毎回パワー系の激しく動くヨガを行っている場合は除きます)
体の色んな部分を気持ちよく伸ばしていくことでむくみが取れる、代謝が良くなるという効果はもちろん期待できます。
が、なんというのでしょうか・・・薬でいえば「漢方薬」という感じです。ある程度の時間をかけて「むくまない体」「代謝の良い体」など体質を変えていくイメージです。
一方でピラティスは、一つの動きを呼吸に合わせて丁寧に行い、限定的な筋肉に確実に効かせていくので・・・平たく言うと、筋トレと原理原則は同じに感じました笑。クラスが終わると、じっとり汗をかいていたのはヨガよりピラティスの方でしたね。
私の場合は、2か月ほどピラティスを頑張った(週に1回クラスに通う、空いた時間でちょこちょこやる)ところ、かなり体幹がしっかりしてきて、パソコン作業している時の姿勢も良くなりました。結果が出るのが早くて、すごくうれしかったです!
逆に、リラックス効果を比較すると、ピラティスよりヨガの方がはるかに高かったです。(あくまでも個人の感想です)
ヨガの色々な関連書を読みますが、「呼吸を通じて自分の精神・心をコントロールすることができるのだ」と本気で書いてあります笑。呼吸に注目する=意識を自分の内側に向ける=心が落ち着く、というメカニズムです。
意識が自分の外にあると、人と比べがちであったり、過去を後悔したり、未来を不安に思ったりしてしまいがちです。でも、外に向いた意識を自分の内側に向けて内観していくと「今ココ」にとどまることができ、心の安定が得られます。これが俗にいう「瞑想」ですね。
少し話がそれましたが・・・ヨガは基本的に、呼吸をベースにして体の動きを合わせていきますので、ポーズをとっていると自然に自分の内側に意識が向いてきます。
最初は「このポーズで合ってるのかな?」とインストラクターさんをガン見してしまい、あまり集中できないこともあるかもしれませんが、慣れてくるとスッと自分自身の時間を感じ取れるようになります。
ただ、ピラティスも集中して同じエクササイズを繰り返すので、「動きながら瞑想している」という感覚は得られます。個人的には、瞑想だけやっても中々意識が内側に向いてこないときは、あまりきつくないピラティスを行うと気持ちも落ち着いてきました。
柔軟性
柔軟性アップに関しては、結構意外に思われるかと思いますが、ヨガとピラティス同じくらいかなと思いました。(本当にしつこいですが、あくまでも個人的な感想です!!)
もっと言うと、私の場合はヨガもピラティスのクラス自体が直接的に柔軟性アップにつながる感じはそれほど・・・笑、むしろ毎日のお風呂上りの地道なストレッチがやはり一番柔軟性に貢献してくれてるような気がします。
なぜならヨガもピラティスもインストラクターさんは生徒さんが怪我をしないことを一番に考えています。「頑張ってもっと伸びましょう!」なんてコールをして生徒さんが筋を痛めてしまっては大変。
クラスでは
「無理に伸ばそうとせず、ご自身が気持ちよいと感じるところまで伸びましょう~」
をひたすら繰り返します。
なので、1回や2回、1ヶ月や2か月週に1回ペースでヨガ・ピラティスのクラスを受けたところで、実際のところ柔軟性ってそこまで劇的には変わらん・・・気がします笑
ただ、ヨガクラスやピラティスクラスを受けることで、自分の中で身体の伸ばし方が学べます。
- 「筋膜リリース」体のどこをほぐすとより柔軟性が上がる?
- 「開脚ヨガ」開脚のための地道なストレッチ方法は?
という感じです。
それを毎日のお風呂上りにちょちょっとやってみるのが一番効果的だと個人的には思います。
まとめますと、
- ヨガ・ピラティスのクラスを週1で受ける程度だと、柔軟性はさほど変わらない
- むしろ、クラスで学んだことをお風呂上りの体が柔らかい時に自分で復習してみると良い
という感じです!
参加者層
参加者層でも、ヨガとピラティスの違いはありました。
私はこれまで
- ヨガ専用スタジオ
- ホットヨガ専用スタジオ
- ピラティス専用スタジオ
- ヨガ・ピラティス兼用スタジオ(オンライン含む)
に実際通ったことがありますが、その時の参加者層はこんな感じでした。(もちろんスタジオにもよりますのでご参考までに)
ヨガ | ピラティス | |
男女比 | 女性90%・男性10% | 女性85%・男性15% |
年齢層 | 20代~60代後半まで様々 | 20代~50代 |
雰囲気 | 初心者さんや大人しい感じの方も多い印象 | 割とアクティブな方が多い印象 |
ピラティスはやはりもともとバレエダンサーたちのエクササイズとしてアメリカで発展した歴史もあるため、元アスリートや劇団員の方がインストラクターをしていることも多いです。
そのためか、割とアクティブな方(ヨガと併用している方、ダンスを習っている方など)が多い印象でした。うちの近所のピラティススタジオは余裕でアラフィフ、アラ還の方いまして、皆さんすご~~くイキイキしてました♡
あとピラティスは男性もハマってる方結構います。フェイスブックとかで投稿しているの見かけます笑
女性10人男性2人のような割合ではありましたが、スタジオによっては「メンズピラティス」の講座をレギュラーで入れて、積極的に男性の生徒さんを募集しているところもありますし、男性のピラティスインストラクターさんも結構見かけましたね~。
ちなみに、ヨガのインストラクターさんは圧倒的に女性が多いですが、トップオブトップのインストラクターさんはなぜか男性が多いです。ヨガも極めようと思うとめちゃくちゃ筋力いるからかな~と思います。
起源・歴史
ヨガとピラティスの起源・歴史の違いもご紹介します!
- ヨガは約4500年の歴史をかけ多くの指導者が関わり、世界に広まりながら体系化。
- ピラティスは約140年の間に、ピラティス氏がお一人でほとんど体系化して広めた。
という感じです。
ざっとヨガの起源もご紹介します~。
- 紀元前:インドで誕生(※諸説あります)
- 10~13世紀頃:ヨガの学派が誕生。「悟り」に重点がおかれる
- 15~16世紀頃:「ハタヨガ」の原型が発展。「ポーズ」が考案される。
- 1937年頃~:西洋にも広がり、「リラックス」にも重点が置かれる。
ヨガの起源については諸説ありますが、インダス文明(インド・パキスタン・アフガニスタン)が起源とされています。なんでも、この時代を代表する遺跡に、ヨガのポーズらしきものが刻まれていたそうです。
個人的に面白いなと思うのが、もともとはインドの王族や男性が取り組んでいたものだったけれど、1900年代に入り西洋の女性がどんどん参入し、今では女性のヨガ人口の方が多くなっていたこと。

イケメン男性ヨギーニ(ヨガ歴史にあまり関係ない笑)
男性中心にやっている時は悟りに至るためのパワーあるヨガ(アシュタンガヨガ等)が中心だったものが、女性が開発に関わり、リラックス要素が追加され、現代の女性主流のヨガ文化ができあがっていきます。
そしてピラティスの起源はヨガと全然違います笑。
- 1883年にドイツ人のピラティス氏が「強い体づくり」のために考案
- 1912年に第一次世界大戦で負傷した兵士のリハビリ用に発展
- 1925年にアメリカに渡り、ダンサーやバレリーナのケガ防止用に発展
ピラティススタジオにある「リフォーマ」と呼ばれる、台にバネがついていて寝たまま部分的なトレーニングができる器具を開発されたのは、1912年の頃です。
個人的に面白いなと思ったのが、開発したピラティス氏は子供のころ病弱だったけれど、「どうしたら自分の体は丈夫になるのか」を考え抜きピラティスを開発。大人になったら、なんとプロボクサーや警察学校での護身術指導者になってしまったという。
病弱な子供がプロボクサー・護身術指導者って・・・すげーーー!!私もどちらかというと病弱な方なので、これはすごく勇気づけられました。
ピラティス氏によれば、健康上の問題の原因は
- 悪い姿勢
- 浅い呼吸
といったライフスタイルなんだそう。
なので、ピラティスではこの二つを改善していくために、色々な動きと呼吸が作られています。
一見似ているヨガとピラティスですが、起源・目的がかなり異なります。個人的には、ヨガの歴史が予想以上に長いことにびっくりしました笑。4500年て・・・樹齢〇年!みたいな大木のようです…笑
ヨガ・ピラティスの向き不向き(体験談)
さてここからは、ヨガ・ピラティスの向き不向きについて、(しつこいですがあくまでも個人的な体験談ベースで)ご紹介します。
最初に一覧でまとめておくとこんな感じです。
向いてる人 | 不向きな人 | |
ヨガ |
・運動は苦手だけど、何か運動はしなくちゃ・・・ |
・スピリチュアルに拒否反応ある |
ピラティス |
・怪我をしている
|
・「がんばる・つらい」運動が本気で苦手 ・求めるものはリラックス |
詳しく解説していきますね。
ヨガに向いている人
ヨガに向いているのはこんな方。
- 運動は苦手だけど、何か運動はしなくちゃ・・・
- 心のリラックスも求めたい
- リラックス系~筋トレ系まで色々やりたい
特に、運動しなきゃいけないのは分かっているけど苦手意識がある・・・実際に運動音痴・・・なんて人にもおすすめです。
理由は、ヨガって本当に多種多様なクラスがあるため、運動初心者さんでも安心して始められるクラスがたくさんあるから。「初心者ヨガ」などのクラスでは、立って行うポーズがないことも多く、座ったまま肩を動かしたり腰を動かしたりするポーズだけ行うこともしばしばあります。
ヨガスタジオ、オンラインクラスの開催クラス一覧を見てみると、必ず「運動強度〇(※1~5)」と表示があるので、まずは「強度1」から始めてみると良いと思います。
どのスタジオ(オンライン)でも、リラックス系~筋トレ系まで様々なクラスが開催されているので、ステップアップしてきたら、強度の高いクラスに挑戦していくことができます。もちろん、「今日は疲れてるな」とか「ちょっと腰が痛い」なんて日は、強度の低いクラスを選択もできます。
ヨガに不向きな人
ヨガに不向きな人って、あまりいないんじゃないかと今でこそ思いますが、何を隠そう私自身、一番最初にヨガを受けたときに「なにこれ・・?寝ちゃうんだけど・・?」と思ってスルーした記憶があります笑
その後、たぶん軽く7~8年は「ヨガは~合わないからいいや(苦笑)」とスルーしてました。。。
その時になぜ私が合わなかったか?を思い出してみるとこんな感じです。
- スピリチュアルに拒否反応ある
- 東洋医学(ツボや経絡)に拒否反応ある
- がっつり筋肉つけたい・すぐにスリムになりたい
- ゆっくりした動きがどうしても無理
今では別に何とも思わなくなりましたが、一番最初にヨガのクラスを受けたときは、ちょいとスピリチュアルな雰囲気が怖かったです。
「息を吐いて、体全体がマットに沈んでいきます」
「手のひらを上に向けて、エネルギーを受け取ります」
など・・・
※全てのヨガクラスにこのようなコールがあるわけではありません!

スピリチュアルなヨガってこんなイメージ
今はヨガについて勉強しているおり、このような右脳に働きかけるコールが内観を深めることがわかってきたので違和感はありませんが、初めて聞いたときは、「え?どゆこと?笑」でした笑。
また、私の友達は、「ヨガは何回か受けたけど、全然良さが分からなかった」と言っていましたが、まさに「ゆっくりした動きがどうしても無理」が理由でしたね~笑。ヨガは一定のリズムがあるので、やっぱり向き不向きはあると思います。
あと、がっつり筋肉をつけたい!痩せる!という方は、トレーナーさんをつけてしっかりと筋トレ・有酸素運動を指導してもらったほうが効果は出やすいと思います。
私はヨガを始める前はトレーナーさんに指導してもらい、基本的な体の動かし方、筋肉のつけ方について学びました。(サブ的にヨガを取り入れるのはおすすめです!)
ピラティスに向いている人
ピラティスに向いている人はこんな感じかな~と思います。
- 怪我をしている
- 筋トレとか結構すき
- 部分的に鍛えたい
ピラティスは、もともと身体が弱いピラティス氏が開発し、怪我をした兵士のリハビリのために発展させたトレーニング法ですので、怪我をしているけど運動をしたい、という方には向いていると思います。
例えば私の場合、右手首と右膝を痛めてヨガを休まざるを得なかった時期が1年半くらいありました。その時はピラティススタジオに通って、手首や膝を使わない、お尻や背筋を鍛える部分的な筋トレを教えてもらっていました。

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リフォーマを使ったピラティスは特に、筋トレ要素が強いです。適度な負荷をかけながら、狙った部分を確実に鍛えていきます。筋トレが好きな方はヨガよりもピラティスの方が親和性は高いかな~という気がします(※あくまでも個人的な感想です)
実際、ピラティススタジオは男性クラスを開催している率も高く、上腕二頭筋(二の腕の筋肉デス)や腹筋が発達されている方が多くいました(観察しましたw)
ピラティスに向いていない人
逆に、ピラティスに向いていない人(しつこいですが個人的な意見)はこんな感じ。
- 「がんばる・つらい」運動が本気で苦手
- 求めるものはリラックス
一言でいうと・・・うちの母達(実母・義母)です笑。
こんな特徴がある方は、ぜひヨガをおすすめします笑
- 体型は小太り~太い
- でも痩せたいとは思っている
- 体が硬い
- 肩を上げると痛い、立つときも「よっこいしょ。。。」という感じ
- 運動は嫌い・する気がない
- ケーキが好き
- 家事・仕事などで疲れがとれにくい
- ゆったり温泉やお昼寝が好き
ピラティスは、普段全く運動習慣がなく、運動するのも嫌い・苦手、という方にはちょいと敷居は高いかな~~~と思います。
一方のヨガは、初心者クラスだと、本当に簡単な座ったままでの首肩ストレッチや、あぐらの姿勢を楽にするインストラクションなどから始まりますので、すごくすごく始めやすいと思います。
続くかどうかはまた別ですが・・・運動への入りとしては悪くないとおもいます!
まとめ
ヨガ・ピラティスどちらにしようか迷っている方に向けて、私が体験したヨガとピラティスの違いや共通点を比較し、こんな人はヨガ向き!ピラティス向き!と感じたことをご紹介しました。
興味がある方は、ぜひジムのクラスにあるヨガ・ピラティス、両方をそれぞれ何回か受けてみて下さい。それぞれ、強度の違うクラスをいくつか選択すると「これなら続けられそうかな」という判断もしやすいかなと思います。
※あくまでも個人がヨガ・ピラティスクラスを受けた実体験に基づく分析です。巷のご意見や専門的なご意見とは違う箇所もありますのでご了承ください。